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2012.12.20

喜劇の醍醐味から学ぶ

テレビの娯楽番組を見ても 面白そうなのがなく

テレビサーフィンをしてたどり着いたのが

NHKのBSチャンネルの山田洋次監督が選ぶ

100選映画のひとつ【喜劇 にっぽんのお婆ちゃん】

モノクロ映画で昭和60年の今井正監督の作品

昔の俳優のそうそうたるメンバーが名を連ねていた

途中から見たのだが 『あっ あの人見た事がある顔』

名前知らずも『あの人も あの人も』という人ばかりで

モノクロの面白さも相まって 楽しく見る事ができた

北林谷栄50才とミヤコ蝶々40才位で

お婆ちゃん役をトボトボと演じていた プロに尽きる

高齢化社会の内容で 昔もお年寄りは疎ましい存在だったのか

生活は慎ましくも 社会は上昇気流にありながら 

お年寄りは 老人ホームに身を寄せて生活する

ホームでは 癖のある仲間同士の諍いもあり

つぶやき 愚痴 噂話 悪口で

人生先の無いお年寄りにとっては

人との関わりが 唯一生き甲斐の糧なのに

なんともやるせない のだが


本音の心のうち それを全て 


喜劇で置き換えていた

今でも 変わらないお年寄りへの扱いと

歳を重ねてからの生き方が 

これからもずーと 人生の課題となり 

考えつづけていかなければいけない

誰もが歳をとり 人生を終わるのだが

普段 言えない事柄やアドバイスも含めて

嫁&姑 親&子供 若者&老人 社長&雇人 役人&国民 

喜劇で表現すると 棘が少なく 案外分かり易い構図で 

先見の明 となるかも…

今日の一枚(わたしゃ 席は譲られなくても)


H241220

まだまだ 若ぶりでいたい気持ちは分かるが

  親切を有り難く受ける気持ちも欲しい 昨今



♬ DTP・WEBデザイン御用達素材集あります ♪

  (10人家族の生活日記より)