続くときは続くもんだ
立て続けにモノが壊れる
ひとつ またひとつと続けざまに
電化製品が壊れていく 直せるものは
開いて修理して再度生き返らせて 騙し騙し
これ以上壊れないよう気をつけて使用している
しかし コンピュータの入ったものは
仲々 簡単に直ってくれない
今回は レンジの番だ 冷凍ご飯を温めた時は
なんともなく 次のおかずを温めようとしたとき
何だか今までと違う スイッチの感触が…
『えっ』と思ったが気のせいであろう と
操作を繰返したが もうダメだ 息の根がしない
『これも老衰に当たるのかも…』
カレコレ15年以上は使っている気がする 毎日
朝といわず昼も夜も休み無く使用した
壊れるなんて微塵にも思っていなかった
料理や下ごしらえを余分に作っては
冷凍にして 必要に応じて解凍や温めやら料理の一手を
担っていた 働きもので 重宝ものだった
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壊れてわかる 感謝のこころ
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無くてはならない我家の電化製品のひとつ
職業を持つ主婦には 生活必需品である
無くても困らないかな… いやいや困る
レンジは絶対に必要とばかり 電化店に赴く
先にチラシを見て 安価なのを見繕って行ったが
なんせ 立派なのがズラリと勢揃いの中で
安価なのだから仕方ないが 一番見劣りがする
時間を掛けてじっくり見ても 考えは先に進まない
安価なものに 決められない自分がいる
主婦としては やはり質の良いものが欲しい
心の葛藤のはじまりだ
意を決して商品を頼むも店頭にその品が無く
倉庫にあるか 問い合わせてもらう こういう時
心は数少ない品に傾き
あればいいなと願う 問い合わせの結果
在庫が有ることが分かり
店員さんが取りに行く間の 待ち時間 何気にまだ
レンジを見つめている私がいる
笑顔の店員さんが急いでカートを押して戻ってくる
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『ごめんなさい こちらにしてはいけませんか 』
と 心変わりした瞬間だ
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そして 我家に新顔の登場で
また長い付き合いになる
『よろしく!』
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今日の一枚(働く主婦の生活道具)
主婦のイラスト有り〼
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