刷られたばかりのインクの匂い
チラシが出来上がり 納品されてきた
最近は 印刷依頼もインターネットで
わざわざ担当者と 顔を合わさないでも
メール添付で 事片付く
内容をPDFにして送るだけ
事前にしっかりミスがないようにチェックをし
画像も文字も問題なく印刷の関門を通れば
あとは 印刷会社からの納期の返事待ち
内容の全てを アウトライン仕上げにしておけば
引っかかるところも少なく 何度か依頼していれば
自ずと印刷工程も同じで 届く納品期間も同じ
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新製品の素材集がやっと完成し
販促の一環のリリース案内チラシが
出来上がってきた
製品が出来上がって 初めて形になる第一歩
納品されてきたチラシの段ボール箱を開け
一枚を取り出すと プーンとインキの匂い
刷られたばかりの新鮮な匂いが
今から 新製品を送り出す気持ちに
一層 拍車を掛ける
手にしたチラシを目を皿の様にして見つめ
もう一度 確認する
長い期間 制作に掛けた分だけ
出来上がった素材の内容と一緒に
早く届けたいと 気持ちが高揚する
いつも 製品が出来上がると
『やっと 仕上がったんだ』
『よく頑張った』と
いう思いは 手に取った一枚のチラシから
新しいインクの匂いを感じてから
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こういう仕事の思いは パソコンでは感じない
印刷を通して 印刷機械を動かす人々の
仕事により 気持ちを引き出させてくれる
デジタル化しているけど アナログな部分が
インクの匂い
紙の手触り感
手に取って読む行為
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今日の一枚(毎日届く 新聞も然り)
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